かめふーのひとりごと

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zoom RSS 日光修験、五禅頂の道

<<   作成日時 : 2013/10/15 17:27   >>

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今回のレポの日光修験については池田正夫先生の力作『全踏査・日光修験・三峯五禅頂の道』からの引用が全てです。解釈の未熟な部分もあると思われます、ご容赦のほど。間違いに気づいた方はどうぞ、ご指摘くださいますように、お願いいたします。

およそ1200年前、勝道上人による補陀洛山(男体山)初登頂により日光は開かれた。男体山を中心として外周の山々をも含め、日光修験の場として室町時代に全盛を迎え、室町末には一旦滅びる。時は流れ江戸時代、天海による東照社鎮座で、三峯五禅頂のうち冬の冬峯、春の華供峯、秋の五禅頂が復活した。しかし、最大の難関である夏峯は天正年間に廃絶となった後、現代にいたるまで、その痕跡をわずかに処々に留めるのみ。
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H25・10・13撮影、男体山と大真名子山。中禅寺湖もわずかに見える。


昔日の秋の入峯、五禅頂は日光山内より直接女峰山を目指した。今回はその入峯初日の道のりを歩くことにした。修験者達が初日の夜を過ごした唐沢宿跡には唐沢避難小屋が建つ。小屋を利用させていただいて二日間を楽しむ事に。


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平成25年10月13日、午前3時に目覚ましをセットしたが5分前に目覚め、朝の営み。
4時頃ダメオにて旅立ち。4:19平井大橋から首都高、東北道から日光道、日光IC通過5:44.出口左にコンビニがあり利用。ちと迷いながら、滝尾神社の駐車場には6時過ぎに到着。既に1台停車、無人。
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由来

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登山口がわからずに空身でうろつく。近くの白糸ノ滝。石畳を少し下るとそれは見つかった。3台目の車から3名の男女が素早く歩き出す。4台目の車はダメオの近くに停まり、単独男性が完全装備を始める。軽装のかめにグショグショになるよと声を掛けてきた。えっ、そういう道ですか?初見のかめ。笹藪の露でびしょ濡れだよ!と彼。そうですか、ありがとうございます。

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雨具・スパッツは持参しているがまあ様子を見ましょう。6:40、ダメオをロック。登山口へ数分歩いてさあ、登りましょう。

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階段を上ると行者堂

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カメラを構えるかめをしり目に件の完全装備男性(雨具上下とスパッツ着装)は足早にすり抜けて行った。暑そうだなあ?

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行者堂脇に登山者カードのポスト。かめもあらかじめプリントしてきた栃木県警日光署への登山届を投函。6:47

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粗い格子戸の隙間から行者堂の内部を覗かせてもらうと『役小角(えんのおづぬ)』が前鬼、後鬼を従えて黒い箱に堂々と腰を下ろしている。力強い脛、あやかりたいものです。

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杉林の急登、平らになると林道に出、直ぐにまた杉林の山路へ入る。7:11

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行者堂から30数分で突如現れる「殺生禁断境石」地上露出部だけで2.8mの花崗岩直方体、埋設部2mとすると凡そ20tを越えるのではないか?
池田正夫先生が参照されたのは『禅頂先達秘密記』、「善如寺沙門大輪坊厳因」による書写本。かめは安易にも『全踏査・・』に」頼るのみ。この石柱の建立年月日は不明という事ながら『秘密記』に殺生石の記載があることから500年以上前には建立。ピラミッドはそれはすごいですが日光の山中にもこの力技が!

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明るい笹原に出て、落葉松の疎林に。       
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8:00 稚児ヶ墓。石地蔵と金剛堂、石地蔵には秘話あり。南北朝の昔、1336年、ある住持が五禅頂に入ると幼子が慕う心で住持の後を追ったが八風の難所で転落死、悲報を聞いた住持は悲嘆にくれて薙ぎに身を投げた。

笹原は乾いており、雨具の心配は要らなかった。

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笹に半ば埋もれて稚児金剛堂、今日は穏やかな日を浴びて

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笹原は続き、白樺と唐松が交互に現れる

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白樺、青空

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思わず振り返る日光の街並みと光る大谷川(だいやがわ)

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鳴虫山から薬師岳へと続く尾根

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おお、補陀洛山(男体山)
因みにこの尾根は阿弥陀ヶ峰とよんだらしい。今は黒岩尾根とも・・・

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8:34 マップの水場、帰りに寄ってみましょう。唐沢小屋までの行程の凡そ半ば。

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笹藪が所々煩わしい、下りが思いやられる。

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笹藪の中、水呑の石柱。1780年の奉納年が記されているそうだが・・・かめ 未見  ここも五禅頂では重要な行が行われたとの事。『全踏査・・・』によると現代は惣禅頂という行と変わり太郎山を外して4座を巡る。その際の画像が『全踏査・・・』に掲載されているが、水呑の石柱の周りの笹は綺麗に刈り開かれている。数年でまた蔽い隠すのだろう。

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9:04 白樺金剛、秘密記では若多とあり、白樺金剛の名は後世のものらしい。近くに壊れた金剛堂があるらしいが・・・・宿題!

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白樺青空にもみじの赤
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自然石に出会うたびに何か曰くがありそうで・・・・

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岩場となり、八風の標識 10:00 握り飯

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ここ八風は稚児ヶ墓、曰くの場所

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標識より見下ろす。先ほど降りて行った親子連れ、小学男子が父親をなぜか責めていたが・・・・

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大谷川を挟み対岸の尾根
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10分程休み、歩き続ける。竜巻山から前女峰の荒々しい崩壊壁。


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黒岩1913mを左から捲くと赤い崩壊壁が眼前に。五禅頂の路は巻かずに稜線を黒岩の頂まで登る。そこに黒岩金剛堂が建つらしいがここも宿題と残す。

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10:25 鞍部に出て、遥拝石・黒岩の標識。単独男性が山道から離れて黙々と喫煙中!

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雲龍渓谷は何処の事だろうか?

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とても遡行の対象として見られない崩壊地

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一服(かめ、たばこ吸いませんが?)の後、マップで小屋まであと、1:30。

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苦しけりされど登りたし、と標識に!

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見ろよ青い空、白い雲。懐かしいフレーズ、お寒くてフリーズしないで!

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カメラを口実に立ち休み

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なんとか箱石金剛へ 11:40

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金剛堂、ここまでの路は夏峯の下山路、最後の行程にあたる。

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金剛堂の裏手をわずかに登ると竜巻山の標識、眺めは・・・・ない。

五禅頂の路はこれから前女峰山へと登り続ける。現在の登山道はほぼ水平に南山腹を巻いて唐沢避難小屋へと登山者を誘う。軟弱かめは山腹を巻いた。

ブログ容量の都合で後半に続きます。








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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
三連休はどこに入られているのかな?と思っていました。
私は男体山、太郎山と昨年の冬に登った?湖畔の?名前がでてこない?位です。
日光界隈は私はあまり詳しくないので興味深々。
青い空と紅葉が綺麗ですね。
続きのレポを楽しみにしています。
26号の台風、被害がないと良いですね。
chiaki
2013/10/15 21:42
chiakiさん いつもコメントありがとうございます
三連休、初日の土曜日がかめは仕事で・・・・残念!
実は大阪から白山大宴会ヶ岳に誘われていたんですが・・・二日ではちょっと・・・・お断りしました。
この尾根は当初別の日に日帰りを想定していましたが、静かなる宴会ヶ岳を試みました。
日光界隈、この本を入手するまで歩いたことがありませんで、実は大きなことは言えません。
青い空、気持ちがいいですね。なのに、山頂は霧に覆われて霧きり舞い!
26号は大島が大変なことになっているようです。
早い復興を祈ります。
あ 半月山じゃなかったっけ???
かめふふふ
2013/10/16 13:08
ハンスさん ブログ気持ち玉 なるほどとナイスをありがとうございます。
この尾根は皆さん日帰りで歩いています。他のルートに比べると静かな道のようです。
日光修験夏峯の最後の下りと秋の五禅頂の登りの道、由緒ある路です。
かめふふふ
2013/10/16 13:12
このコース、夏山の足慣らしに歩かれているコースの様でして、私も以前日帰りピストンで歩きました。
でも、かめふさんのレポを見ていると、歴史と共にじっくり歩くコースなのかと…実感、です。
山はゆっくり歩きたいものです。(苦笑)
やまとそば
2013/10/16 14:30
やまとそばさん ありがとうございます
やはり、日帰りピストンが多いようです。皆さん健脚ですね。かめは一泊を望みます、宴会ヶ岳が目当てですけどなにか?
日光の山、あまり興味がなかったんですが、池田正夫さんの全踏査日光修験三峯五禅頂をブログで知り、ネットで取り寄せたのが原動力です。数百年前に・・・・・
言い知れぬ思いに囚われました。
かといって全力で向かうつもりは済みませんが有りません。
日本アルプスや各地の山々がかめを惹きつけて止みません。しかし、最終的には三峯五禅頂のすべてを歩いてみたいとは思います。
一歩づつ・・・
収穫祭はお二人で参加しょうか?セッティングの都合もありまして・・・・ふふふ 何人来ても大丈夫! あれっ
かめふふふ
2013/10/16 18:10
山じいさん ブログ気持ち玉 ナイスをありがとうございます
少しづつですが日光修験の道を歩き繋げたいと思っていますが、浮気者であちこち気になって・・・・・
なかなかです
かめふふふ
2013/10/26 13:12

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